6/5.6 桧原湖☆コクチ天国

 2004年6月5日

今回の桧原湖スモールマウスバス遠征の同朋は
既に12ch釣りロマンを求めてのレギュラー番組と
SHIMANOスポンサード獲得の勢いの
蓮根のJIMジョンイル主席ことキヨツ
そして野獣を薙ぎ倒す 無双の剛刀 赤羽キャバクラ界の帝王カッツ(克)こと
ロビン金森(ユノ)

東京を出発したのは22:30 
わしとユノが忘れ物三昧なので行ったり来たり時間をかなりロス
外環道を経て東北道へ一路目指すは磐梯山
ナゼにそんなに刹那なのか?というくらいの勢いで車内は一気に大盛り上がり
そして燃え尽きた真っ白の灰のように沈黙
気がつくとそこは桧原湖湖畔であった
駐車場には 夥しい くるま くるま くるまのすごい数>AM2:30
あまりの多さにここまで混むのかとビックリ!!
そして車内で仮眠を取り 船着き場へ送迎待ち
日頃荒んだ生活をしているわたくしの心を洗われるような滲みのある太陽

そしてボートが向かうは我等が宿舎!!
だんだん宿泊施設にボートが近づいてきました
目に見えるは『地獄の黙示録』『サティアン』
掘っ建て小屋を彷彿させる建造物
え????? 一同が声を失う、、、、
「マジ??」「いくらなの??宿代1万は覚悟してきたんだけど」を連呼するユノ
わしは ご主人の手前言葉を伏せていたが
ここだったら車の中で寝たい、、、>本気で
事前情報が皆無とは これほど恐ろしいモノなのか、、、、

ブーブー言ってる暇はない 支度を終え ふたてに別れTritonボートに乗り込む
目指すは一級ポイント イカリ潟
アルティメットクリアな水面の上を突き進む
ポイントに近づくと すごい船団だ なんぢゃこの船の数は!!
まるで久里浜沖のイナダ釣りの光景を見てるようだ

をいー これ釣れんのか??
小島のシャローエリアに思い思いに投げ込む
アッサリというくらいにJIMが初スモールマウスバスを水揚げ
>サワムラバレット2.5インチ
続けてロビン金森ことユノもハンハンジグで初水揚げ
しかも30UP
続けてわしにも初スモール水揚げ>サワムラバレット2.5インチ

ギュインギュインと下へ下へ引くのとよく跳ねるわ
しかし魚影が濃ゆい ウヨウヨ泳いでる>魚深反応しまくり
ポイントを占拠
サイトを試みるがアンカーがないので船が安定しない
かなりイライラしてくる うがーーーーっ
しかも花粉が湖面に浮いてるので中途半端に見難い!! きーーーーーーーっ
わたくしってば短気の固まりなうえに ものすごい飽きっぽい性格なんですよ
ユノは一人乗りなので操船もままならず どうしょうもない状態

飽きてきたのでキヨツご推奨の月島へ
エレキで向かうには果てしない距離、、、
合言葉は『ノロイ島を目指せ!!』『シッポを立てろ!!』
シッポを立てろ〜っ うぉーほっほっほ うぉーほっほっほ
合言葉とはウラハラに眠いのでウトウト横になってます
省エネのため手漕ぐJIM
月島ことノロイ島は完全に期待ハズレ、、、、
月島から見える磐梯山
 

リメンバーイカリ潟
合言葉は『ノロイ島を目指せ!!』『シッポを立てろ!!』
シッポを立てろ〜っ うぉーほっほっほ うぉーほっほっほ
しかし進まない、、、
イカリ潟入江は船団の群れ みんなネストを狙ってるようだ
スモール ラージ ギル魚影は濃いがスレてるね〜  
X−70に反応するが食わない
グリフォン スレッジ兄弟 95 球GO バレット 
どれもこれも見向きもしない 船はグルグル回るし飽きてきた
サイトをやるがノーシンカーの潜行スピードが遅いので全然間に合わない
してからに昼飯を食いにオカへ
昼飯は喜多方ラーメン 
エレキと人間の充電が切れ気味なのでチャージしにキャンプ場へ
夕マズメに備え 食ったら寝る、、、

そして再度イカリ潟へ (n)のいるサイトへ上陸 情報を収集すると
かなりシブイ状況とのこと
(e)は巨大な犬を連れてきてた
(e)投げて風に流され一投で腐った桟橋に直撃ワームロスト
(n)を乗せてイカリ潟深部へ 色々有益情報を交換
ネストのコクチはかなり視認できるが
かなりスレてるしサイズも小さいし見向きもしない
集中力切れるわ、、、 (n)のピクシーはすごい軽い軽すぎる!!
かなりの頻度でバックラッシュするピクシー 調整が難しいようだ
ネストの釣りに専念する ちょっとでも落とすとこズレると見向きもしないね
やっとクチの目の前にユラユラとバレットが沈んでいく
じーーーーーーーーーーーーーーーーーっと見てるコクチちゃん
パクッ!!すーーーーーーーっと走っていくのが見えた
慌てるな 追わせ食い!!おりゃっ!!
小気味いい引きだね ほんのりしなるスーパースピットファイアー
本日3匹目 トラ模様がないよ〜 オスとメスで違うのかな??
嗚呼 しかしサイズちいさいな 30UP釣りたいよ
リリースしたあとは ちゃんとネストに戻ってくんだね〜 
パターンは完全にノーシンカーのフォール
撮影は(n)うしろにいるのが(b)隊
 

夕マズメも迫り(n)を降ろし解散 波が高くて進まない
岩礁にぶつかり座礁 八方塞がり 前進後進不可能
波を被り浸水 ひょえーーーーーー、、、、 マジで怖い 助けて、、、、
なんとか戻り 温泉へ ご主人は近くの「うなづき温泉」を推奨だが
微かな記憶を頼りに麓を目指し車を走らす うーーーん、、、、
どこだったかなー??と走り続けていると記憶がドンドン蘇ってくる
漆黒の闇の中通ったセメント工場だ 思い出した〜っ
着いた先は『布森山の湯』
ここはスノーボードでデコに行った帰りにヤグチとマユちゃんと3人で来た
雰囲気のいい日帰り温泉なのだ ひさしぶりー
メニューを見ながら あの時何食べたんだっけなー?と 
うーーーん、、、、ロダンのように考えてると
ざるそばと天ぷらの盛り合わせを分けて食べたんだ
天ぷらそばではなく 別注をしたと聞いたユノは
その注文の仕方はなんか頭イイ的なことを言ってた>忘れた
そう固定概念に捕われてはイカんのだよ 柔軟性だな
じつに湯ったりとくつろぎました

夜飯はBBQ 火は自分達で起こさなくちゃいけないようだ
火が起こせない 一同沈黙、、、
お隣さんが どうぞと種火をくれました
その時のなんで自分で点けないの?的な ご主人の悲しい顔、、、
火がついたと思ったら 吉原炎上★

種火をくれたお隣さんのご子息たちが大変 躾がなってないモノですから
わたくし大変 気になっておりましたのよ
以心伝心したのかロビン金森が大声で ご両親とご子息たちを恫喝!!
震え上がる ご両親とご子息たち
それとこれは別ということなんですね こわーっ、、、
 
 

しかしアウトドアには全然向いてないと判明>きっぱり
飯のあとは小屋に帰り 酒盛り 
ほんとに どーしょもねー会話 酔いに酔いながらも
ほんとどーしょもねー会話 普通の人はこの場にはいれないね
わしの周りの人間て多種多様な人ばかりなんですけど
世間一般的に軽蔑の対象になるような人多いので 
怖くて他人に逢わせられないのっ
あまりの疲労に全員いつのまにか山谷の木賃宿のようなとこで就寝

明日へつづく

 2004年6月6日

『カバティワカサギ強奪作戦』

前夜の酒で熟睡の極み
誰ぞの携帯の目覚ましの音に目を覚ます
こんなに朝早くから自然の中に響き渡る子供の奇声
『うるせーーっ!!クソガキっ!!』窓越しに怒鳴る声
キヨツはロッドを持って朝マズメ狙いで小屋を出たようだ
わしもそれに続く ユノはケツにカンチョー喰らわしても起きる気配まったくナシ
トップウォーターゲームの始まりだ!!
2投3投、、、 うーーむ 気分がまったく乗らん
そそくさと小屋へ退散 再び寝ることに
朝食の時間が近づき 湖畔へ出るとシャローにワカサギを追って
コクチちゃん達が差してきてるでわないか!!
ダイラのプリンス小林こと わしは白米を急いで2杯食べる
オカズはカマボコにタクワン スクランブルエッグ 虫入りの味噌汁だ!! 
赤羽のジャイアント白田ことユノは飯大盛り3杯最後は味噌汁ぶっかけ飯だ!!
蓮根の赤坂ちゃんことキヨツも太巻きを砂糖水で飲みこむ勢いで
無理矢理 飯3杯食わされる!!

飯後に みんなで岸からノーシンカーやハンハンジグを投げまくる
まさにサイトフィッシング バレットにヒット
桧原湖アベレージサイズ 小さいのによく引くわ
 

飽きてきたので撤収作業を行い宿をあとにし
ご主人ご推奨の目指すは温水排水場
ここのご主人は本当にいい人だ!
いろいろ要望に応えてくれるアットホームな雰囲気なのよ
温水排水場についた わしらは浮きをセットし浮上
流れ出しに沿ってバレットを投げ込んでいくと すぐさまヒット!!
 

うーーーん マーべラスな引き!!レギュラーサイズか!?
28cmとなかなかのサイズ 虎模様もほんのり入っている
すんばらすぃボデェライン
嗚呼 しかしサイズが上がらない!!
 

しかし深さがあり攻めにくい 苦手なシチュエーションだ
集中力が欠落してくる
コクチは水深2mくらいのところを回遊してるようだ
下半身が冷えるので温泉の流れ出しに陣取り 温まりタイム
極楽天然温泉

その後も打ちこんでいくが 集中力が持続しないうえに猛烈な睡魔が襲ってきて
頭はペッコリと下を向いたまま 湖面をユラユラとクラゲのように流浪の旅へ 
岸辺へ打ち上げられ 腹もペッコリ減り もう限界なので先に終了することに

昼飯は第2目黒なんとかってところでBBQ食べ放題飲み放題コース
まずは生ビールでカンパーイ!!
ぷはぁ〜 うまかば〜いっっ ツマミなどが出て来るのが遅いので
臨席の団体客の宴のあとのテーブルに目をやると なんと手つかずの
ワカサギの天ぷらが無数あるではないか!!
『ワカサギ食いてーなー あそこからワカサギを盗ってきてくれっ』
キヨツとユノは目が点に、、、、
『うむっ ワカサギを盗ってきてくれっ』
「マジでー!?」
『GO!!GO!!GO!!GO!!』
キヨツとユノは「カバティカバティカバティ」を連呼しながら 臨席へ這いながら
不自然極まりない挙動不信者まる出しでワカサギの天ぷらを強奪しにいく
「盗ってくるのはかまわないんだけど この年でこんなことが
見つかって怒られることのほうが恥ずかしい」と弱気も弱気 弱気の虫太郎だ!!
何度も手掴みでワカサギを強奪してくるキヨツdeユノ
「自分で盗りにいけよー」
「正直に余ってるやつ食べてもいいですか?て聞けばいいんぢゃない?」
と不満タラタラのふたり
『バッカヤロー!!そんなこと正直に言ったら伝票に全部つけられちゃうぢゃん!!』
『もっともっとワカサギが食いたい』偉大なる首領様は聞く耳持たず
ひとりで20匹は食べただろうか?まだまだ食い足りないが 
ワカサギを盗りにいくことに ふたりが悲鳴を上げているうえに
店員に不審者としてマークされはじめたのでBBQに集中することに
肉 肉 肉 野菜 肉 肉 肉 肉 酒 酒 酒 酒ゲップが出るほどに
食べまくる飲みまくる  ぶひーーーーっ ぷはぁーーーーーっ
酒と肉で満たされた わしは顔面に焼肉のタレがかかったまま
座布団の上で解脱 食ったら寝る 起きたら食う
さすがにこの構図はトップアイドルとしてマズイ
ファンの皆様が失望してしまうとのことなので
布森山の湯で疲れを癒すため移動>3度目
温泉のあとは昼寝しようとした その時 目に飛び込んできたのは
サバイバル全6巻 なつかし〜っ 読まずにはいられない
2巻まで読んだところで寝ることに
サトルくんのように わしも強くならなくては!!
>てか全然アウトドア向いてないんですけどね
帰路は渋滞もなくスムーズに到着 
『桧原湖サイコーっ!!』連呼
車内で議題に上がったのは『時給1000円完全実働制で運転手雇いたいね』だった
遠征は楽しいな〜っっ☆

『西へっ!!』を合図に解散

●インスパイア スーパースピットファイヤーICSS-64L+BIOMASTER2500Mgs+
MACHINEGUN CAST 6lbs+バレット2inc(010)ワッキーリグ 28cm他5匹

 本日の教訓

・ハンドコンはまったくもってしてダメ!!フットコンもしくはエンジン船にせよっ!!
・宿舎の事前情報把握は確実に!!
・ワカサギを食べたいなら堂々と強奪せよ!!コソコソするから怪しいんだ!!
・やっぱり遠征は楽しいっ!!
・今日釣れるとイイな!!>俺だけ
・写真の構図をもっと勉強してくれ!!
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